藤本傑士 Fujimoto Takashi

1977年1月

神戸市兵庫区で生まれ育つ。

小中高と弱小ながら野球に打ち込む。

1955年1月(18歳)

大学受験勉強中に阪神淡路大震災に遭い、暗記したことを忘れる。

多くの人が亡くなり、生かされている有難さを感じ、漠然と生きていては駄目だと思う。

1996年4月(19歳)

偏差値50も満たないところからスタートし、気合と根性と運で、第一志望の立命館大学政策科学部に合格。

入学直後、縁あって経営者育成塾に入門。

商売の基本は「行商・掃除・片付け」だと言われ、住み込みで飛び込み営業をし、丁稚生活を送る。

1999年3月(22歳)

大学よりも塾での勉強の方が有意義に思い、大学を中退する。

塾の先輩花田さんに「結果には必ず原因があり、その原因はすべて自分自身だ」と教わる。

2002年1月(25歳)

自分で商売を始めたいと思い退塾。ラーメン店開業を目指し、修業開始。

2004年7月(27歳)

結婚。

2005年4月(28歳)

神戸市灘区の六甲道で、化学調味料無添加・潮らあめん専門店「麺道しゅはり」を開業。

2005年10月

長女誕生。

2007年10月(30歳)

雑誌やテレビで取り上げられ徐々に有名になり、ローソンからカップ麺も出す。

2007年11月

長男誕生。

2009年10月(32歳)

それなりに軌道に乗り、移転や多店舗化、ネット通販など次の展開を模索するがしっくりこず、これからの生き方や幸せについて考えるようになる。

そんな時、お客さんの勧めで長野県安曇野にあるシャロムヒュッテに行き、感銘を受け、持続可能な農的暮らしを志す。

2010年1月(33歳)

篠山へ自然農を学びに行くなどして、転職・移住準備開始。

2010年6月

新規就農駅前講座で、ひょうご在来種保存会の山根成人氏と出会う。

2010年7月

ナチュラルハーモニーの河名秀郎氏の講演を聴き、自然栽培を知り、志す。

2011年4月(34歳)

店の営業権を売却し、様々なご縁があり、丹波市春日町へ移住。

NPO法人CS神戸の支援を受け、農業研修開始。

2011年12月

奇跡的に住居兼店舗を新築する。

2012年1月(35歳)

岡山の百姓屋敷わらの船越康弘氏の講演を聴き、感銘を受ける。

2012年8月

農家レストラン「三心五観」を開業。

現在に至る。

店を軌道に乗せた後

地域自給できる持続可能なコミュニティー作りを目指し、こども園跡に、地域の人といっしょに学校を作り、定住者促進の為、エネルギー自給100%のエコアパート建設プロジェクトを開始する。